おもちゃを片付けるとき「お片付けして!」
朝起きるとき「早く起きなさい!」
着替えするとき「早く着替えて!」
大声を出して遊んでいるとき「うるさい!静かにしなさい!」
以前の私はこう言っていました。ある日、子供に嫌がられて、さらにきつく叱ってしまい終始つかなくなったことがありました。そこで考え、学んだことを書きました。
「〜しなさい」「〜しろ」は命令形
「〜しなさい」「〜しろ」などの言葉は命令です。
命令(めいれい)とは『上位の者が下位の者に何らかの行動ないし禁止を命じること』です。
子供だから命令するのが当たり前なのでしょうか?
子供も一人の人間です。まだできることが少なく、要領が悪いのは仕方ありません。小学生や中学生では、機嫌の悪い時もあるでしょう。機嫌の悪い時は大人も同じです。
そんな時に、たとえ親であれ「〜しなさい!!」と言われたら反発したり、余計に嫌になってしまいますね。反発されたらさらにきつく叱ってしまって終始つかなくなってしまったり。
では、どうすればいいのでしょうか?
お願いする
『お願い』は相手の意思を尊重することができます。
親子であっても命令するのではなく「〜してくれると嬉しいな」「〜お願いしてもいいかな?」と『お願い』してみるといいかもしれません。
そこに理由をつけてあげるとなお良いですね。
もちろん「嫌だ」と言われることもあるかもしれません。
最終的に「する」「しない」は相手が考え行動することです。断られたからといってイライラしないで見守ってあげてください。案外自分の中で断った理由を考えているものです。
もちろん行動してくれたら「ありがとう」と伝えることで、良い関係を築くことができるはずです。