・腸骨稜の内唇に腹横筋が付着する。
・仙腸関節性の腰痛に見られる痺れや疼痛は、多くの場合デルマトームに一致しない。
・産後の腰痛では仙腸関節性の腰痛になることがある。
・坐骨結節の最下部に大内転筋が付着する。
深部(筋性):大腿骨粗線内側唇 閉鎖神経(L2ーL4)
浅部(腱性):大腿骨内側上顆(内転筋結節) 脛骨神経(L4)
・大腿骨外側に中臀筋が付着。 上殿神経(L4ーS1)
・大腿骨前面外側に小臀筋が付着。 上殿神経(L4ーS1)
・正常立位では上前腸骨棘と下前腸骨棘の水線幅は2横指。
・骨盤前傾+腰椎前弯(若者):椎間関節症、仙腸関節症
骨盤後傾+腰椎後弯(高齢者):椎間板内圧や背筋のコンパートメント上昇による腰痛。後弯の進行による二次性股関節・膝関節痛が起こる。
・膝蓋大腿関節症は階段昇降時痛を訴えることが多い。
・大腿骨内側顆は外側顆より大きい。
・脛骨関節面は大腿骨顆部に比べるととても狭い。
・膝関節屈曲に伴う大腿骨の後方滑りをロールバック機構という。
・脛骨顆部外側面はフラットで後方に傾斜しているので、膝関節屈曲においては脛骨は自動的に内旋する。
・立位において、距骨に加わった体重の2/3は踵骨へ。1/3は舟状骨から前方へ伝わる。
・AKPの多くの症例に腸脛靭帯の拘縮を認める。
・腸脛靭帯が拘縮すると、二次的に外側広筋が緊張し、膝関節拘縮の原因となる。
・腸脛靭帯炎は膝関節40〜50°辺りで、腸脛靭帯が大腿骨外側上顆の隆起で繰り返し摩擦されることにより起こる。
・内反膝では腸脛靭帯への力学的ストレスが増大する。
・膝の内側側副靱帯深層は内側半月板の中節に強く結合している。
・膝の内側側副靱帯は下腿の外反・外旋を制動する。
・大臀筋の浅層は腸脛靭帯へ、深層は後臀筋線へ停止する。
下殿神経(L4〜S2)
上方繊維は伸展・外転、下方繊維は伸展・内転に作用し、歩行周期においては踵接地期に最も作用する。骨盤・体幹の前方作用(慣性の法則)に抵抗するためである。
・大腿方形筋、上・下双子筋、内閉鎖筋は仙骨神経叢(L 4~S2)
・梨状筋は系統的に臀筋郡に属しており、中臀筋と癒合していることも少なくない。
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